10月9日

祝日の月曜日。寒いし一日中雨が降っている。 前日のパリ・トゥールを観戦。逃げ集団からイスラエルのシーハンがプロ初勝利。最後まで逃げをプロトンが追いかける展開で面白かった。 午前中は掃除してから実家に行く。昼食のあとはだらだら本棚を物色する。昔買った宇野重規『西洋政治思想史』があったので持ち帰るためにかばんに入れる。 家にいるのも飽きたので散歩に出かける。喫茶店に入り紅茶を飲む。寒い雨の日には紅茶が合う。考え事をしたりUlyssesにメモを取ったり。ついでにこの日記を書いている。 そういえばアトロク2のスピンオフ番組のぶらゲキが面白い。普段演劇を観る習慣がないのだが、この番組を聞いてから観劇したくなっている。 明日は勉強会やら数学同好会のランチがあって少し忙しい。勉強会は明日が初回である。うまく行くといいが。

2023-10-09 17:08:27 (+0900)

10月8日

日曜日。寒い。 けっきょく昨日は夜更かししてイル・ロンバルディアを最後まで観た。最後から2つめの山でポガチャルがアタックするもライバルたちを突き放せず。しかしその山の下りで30秒ほどタイム差を開けてそのまま独走勝利。追走集団はスプリント勝負でバジオーリ、ログリッチが2位と3位に入った。 ポガチャルが独走に入ったあと追走集団は牽制状態に入ってしまったので個人的には少し興ざめ。まあプロトンをうまく絞り込んだ上にポガチャルとイェーツの二人を残したUAEの作戦勝ちであるとも言える。 今年引退のピノのために集まった熱狂的な応援団の間を縫うように走るプロトンという楽しい一幕もありつつ、今シーズン最後の大勝負が終わった。 午前中は公園で遊んでからファミレスで昼食。午後は友人の引っ越し先にお邪魔して差し入れを渡す。かわりにマドレーヌをいただいた。引っ越し当日で忙しいだろうからさっさと帰る。 明日は実家でまったり過ごす予定。

2023-10-08 17:15:15 (+0900)

10月7日

土曜日。お出かけ日和。 朝は久しぶりにコーヒーを淹れる。今年の夏は暑すぎてホットコーヒーを飲む気になれなかった。涼しくなってきたので昨日コーヒー豆を買ってきた。 少し準備をしてから鉄道博物館に行った。大量の車両が並んでいて迫力があった。お昼はとんかつ弁当を買って車両の中で食べた。あまり美味しくない上に胃もたれ気味。鶏めしにすれば良かった。 お土産を買って帰宅。そして昼寝。疲れていたのですぐ寝た。 起きたら17時になっていた。イル・ロンバルディアの中継が始まったところだったので観戦する。ログリッチを応援する。彼は今シーズンでユンボを去ってボーラに行くことが公式に発表された。勝って有終の美を飾ってほしい。 日記を書きながら観ていたらアクチュアルスタート。デヘント先生がアタックしていきなり逃げ集団を形成していた。このままこれが今日の逃げになりそうだ。集団の中で先頭交代を指示する姿が本当の先生のようだ。

2023-10-07 18:01:55 (+0900)

10月6日

金曜日なので家でのんびり働く。 前日のグラン・ピエモンテを観戦。先日のファンウィルデルに続いてスーダルのバジオーリが勝利。合併問題に揺れるウルフパックだが、その強さが健在であることを見せつけた。 午前は部署の定例を聞きつつ雑務をこなす。昼食を食べてから妻と散歩。ケーキ屋にイチジクのタルト見つけた。少し迷ったが季節ものなので買った。帰宅して二人で分けて食べる。 午後は社内SlackのPythonチャンネルでハドルをホストした。CPythonのコア開発者や、今年のPyCon APACのスピーカーが来てくれて盛り上がった。 明日は家族3人で大宮の鉄道博物館に行く予定。

2023-10-06 18:36:02 (+0900)

10月5日

涼しい朝。Tシャツ短パンの上から襟付きのシャツを羽織って出かけようとしたら、妻に私立小学校の子どもみたいだと言われたので七分丈のズボンに着替える。 前日のVisit Friesland Elfstedenraceというオランダのレースを観た。コーイとフィリプセンの両スプリンターによる真っ向勝負。リードアウトが少し早く離れてしまったコーイに対して、冷静に後ろについたフィリプセンが勝利。 仕事ではひたすらレガシーソフトウェアと格闘していた。ビルドが面倒なソフトウェアは滅ぶべし。嫌になったので午後3時くらいに退勤。

2023-10-05 15:28:28 (+0900)

10月4日

いつも通り出社。そろそろ新体制にも慣れてきた。 前日のトレ・ヴァッリ・ヴァレジーネを観た。残り9.5kmでファンウィルデルがアタックで飛び出し、ログリッチ、ポガチャル、カラパスなど並み居るスター選手がお見合い状態になるなか独走勝利を決めた。 インタビューでは存続の危機に瀕しているスーダルの状況についてコメントしていた。 「難しい時間を過ごしているチームメイトやスタッフに捧げるエモーショナルな勝利になった。僕らが今このクソみたいな状況に納得していないことを示すために。僕らはこのままチームを継続したいと思っている」と、消滅の危機に瀕しているチームに大きな勝利を届けることとなった。 普段はアシストとしてエヴェネプールに影のように付き添っている印象の強いファンウィルデルだったが、今回のレースでは走りと言葉によってその個性を強く印象付けられた。 仕事はぼちぼちメンテナンスリリース。ある程度自動化していても地味に面倒なこの仕事。完全自動化を目指すしかないのか。 あとは『思考の教室』のクリティカル・リーディングの章を読んだ。批判的に読むというと、著者に騙されないように眉に唾をつけるという話だと自分は思っていた。しかしこの本によると、それだけではなく批判的な読みこそ寛容な読みだという論が展開されていて面白かった。 まずクリティカル・リーディングが定義される。それは文章から主張と根拠を取り出して構造化することである。逆に言えば厳密なパラグラフ・ライティングがされた文章においてはこの作業は不要である。 このように、読者がある文章を読むときに「この文章には主張があり、そしてどこかにその根拠も書かれているだろう」という前提で読むことが寛容な読みである。 あとは根拠が主張をちゃんとサポートできているかの検討もあるがそこは省略。 三日連続で出社したし、明日は別のところで働こうかな。

2023-10-04 18:11:03 (+0900)

10月3日

合併2日目。オフィスは昨日の混雑が嘘だったかのように空いていた。自分は朝一に出社して半個室の席を確保しちゃうので関係ないのだが。 仕事はデモアプリの開発。同僚が書いてくれたコードがあるので、とりあえずそれを動かす。ガチャガチャやっているうちに起動した。データの作成のほうも何とかしないといけないが、それは明日やる。 あとはいくつかの社内の技術コミュニティ盛り上げ仕事(趣味)。楽しいから良いのだが、思考があちこちに飛んで少し疲れる。 『思考の教室』を少し読む。学問分野の依存関係についての説明が面白い(第8章)。恐竜学者が電子顕微鏡を使ってある発見をした。その顕微鏡が正しく動いているということをサポートするのはそれを設計した工学者である。そしてその工学者が設計した電子顕微鏡がなぜ非常に小さいものを見ることができるのか説明するためには物理学者の協力が要る。このように学問は論理的思考の大規模な分業であると捉えることができる。 明日もわりと予定が空いている。最近忙しかったので少し落ち着いて考え事でもしたい。

2023-10-03 17:34:44 (+0900)

10月2日

合併初日。チームの懇親会から帰宅して日記を書いている。 スタートダッシュを決めようと思って朝からPythonの技術雑談チャンネルを作成した。いろいろなバックグラウンドの人から予想以上に書き込みがあり、なかなか盛り上がった。 昼は社食で同期たちと一緒に食べる。何だかんだで2時間半くらい喋った。少し働いてからチームで集まって懇親会。堅すぎず崩れすぎず良い塩梅の飲み会だった。 明日はまあまあ時間がありそう。少し集中して仕事を進めるぞ。

2023-10-02 23:18:01 (+0900)

10月1日

今日は実家でゆっくり過ごした。 前日のジロ・デッレミリアは残り20kmくらいから見始めた。レースは既に後半の周回コースに入っている。ボローニャ近郊の聖ルカ教会に登る坂道が印象的な周回である。 ハーパーが独りで快調に逃げていたが、やがてUAEが牽引するプロトンに飲み込まれる。プロトンを牽き続けるアダム・イェーツによって各チームはエースだけに絞られる。最後の登りで散発的なアタックが発生するが、ライバルたちを引き離すには至らない。 それまで息を潜めていたログリッチが残り400mでアタックする。誰も反応できない加速を見せたログリッチがそのまま優勝。1秒差でポガチャルとサイモン・イェーツが続いた。最後まで力を溜め、一撃で勝利を決める完璧なアタックを放ったログリッチの勝負強さが光った。 ログリッチは今シーズンでチームを離れることをレース前に発表していた。最後にイル・ロンバルディアでもこの強さを見せて欲しい。 レースが面白くていろいろ書いてしまった。午前中は娘を連れて実家に。暇そうだったので近所の図書館に連れていって絵本を読んだ。昼から妻も合流して皆で昼食。 午後は妻と一緒に喫茶店に行った。ブレンド2杯とチーズケーキ1つ。自分は『思考の教室』を読んでいた。論理的思考について書いてある2, 3章あたりを読んだ。気になったところをメモする。 主張の正しさとは別に根拠付けの良さを問うべき 根拠付けの良し悪しは時代や参加者などの文脈によって変わる Twitterとかでバズりがちなダメな政治的主張はこのあたりが良くないんだよなあ、と思ったり。フィルターバブルによってそもそも自分の主張の正しさを当たり前だと思っているのでしっかりした根拠付けを怠る。また根拠を述べている場合でも自分が属するインナーサークルにしか通用しないようなやり方をしてしまう。等々。 戸田山先生がTwitterに溢れるダメな論を意識しているかは分からないが、デモクラシーにおける公共的な議論を念頭に置いていることは間違いない。軽い調子で書かれているが結構アツいのである。 論理的に考え、語り、議論することのそもそもの目的は何か。これについては最終章でじっくり整理してみたいと思ってる。でもここで、ちょっとだけ先取りして言っちゃうと、論理的思考・議論は、「みんなの幸せにかかわることがらについてみんなで議論して、納得ずくで決める」ということを一つの目的にしている。 このあたりの話はロールズのpublic reasonとも重なるのでそのうち詳しく学んでみたい。 そんな感じで少し読書してから実家に戻る。その間娘は公園で3時間くらい遊んでいたようだ。皆で大福を食べてから帰宅。

2023-10-01 19:58:19 (+0900)

9月30日

今日は妻の実家から自分の家に帰る日。 午前中は娘と公園に行って遊ぶ。今日も吊り橋とぶらんこがお気に入り。あとは段ボールで坂を滑ろうとしたがあまり滑らなかったので、自分がいい塩梅で引っ張ることに。 昼ごはんを食べてから車で家に帰る。娘はぐっすり寝ていたが、到着した途端起きた。妻は昼前に既に帰っていたので家で久しぶりの再会。 夕方お寿司とビールを買いに行く。今夜は帰国祝いである。

2023-09-30 18:58:49 (+0900)