中公新書の『レコンキスタ』を読み終わった。基本的に時系列に沿ってアンダルスの成立からナスル朝グラナダの滅亡までのレコンキスタの通史が語られていて読みやすい。

通史を縦糸とすると、横糸として他の西欧諸国との関係や攻城戦の実態など、より視野が広がるトピックについても扱われていて中世スペインを立体的に把握できる本になっている。

その流れで『アルカサル 王城』も読んだ。かなり本格的な歴史漫画で面白かったので、これもおすすめしたい。