月曜日。秋らしい晴天。

前日のスーパープレスティージュ第1戦を観戦する。イゼルビットがネイスに競り勝って優勝し、先週の雪辱を果たした。後半はイゼルビットとファントーレンハウト対ネイスとファンデルハールという2対2のチーム戦になり、白熱した展開だった。

午前中は出社して働く。先日の続きでデモアプリのデプロイをやる。とりあえず画像が表示できるようになったがnginxの設定など不慣れなことをやって疲れた。

あとは『フランス革命 「共和国」の誕生』を読み終えた。歴史の必然的展開でもなく、無原則な権力闘争でもなく、ひとつの政治劇としてフランス革命が叙述されていて読み応えがあった。

政治だから様々な偶発事によって決定的な変化が起きてしまう。そのようなエピソードが印象に残った。第五章 (p. 146) と第七章 (p. 224) から引用する。

だが国民公会は始まって一週間も経たないうちに、共和制に関する本質論的・理論的議論とはまったく無縁な流れから「一にして不可分の共和制」という、当時の常識からは完全にはずれた政体を肝心な共和制の内実にはいっさい触れないまま、急ぎ足で決めてしまったのだった。以後は革命の全期間を通じて、このフランス独自の共和制のあり方を、試行錯誤しながら模索していくことになる。

七月二七日のクーデタで中心になった人々がテルミドール派と呼ばれる。ただし、そもそもクーデタ自体がある意味では突発的な事件であって、当事者が一致した目的なり事件後の展望なりを持たないまま、出来事だけが先行してしまったのであり、テルミドール派が共有していたのは、ロベスピエール派への反発だけだった。

明日はミーティングが少しと勉強会がひとつ。そろそろ今期の目標も決めないといけないのでちょっと気が重い。