いい感じに仕事をサボれないかなーということを最近考えている。というのも自分の認知資源の大半を仕事に費やしているのことに不毛さを感じはじめたからである。数学をやるにしても本を読むにしても趣味のプログラミングをするにしても、会社でちまちまプロジェクトを進めるより有意義ではないか。

実際、半年前に育休を取っていたときはリーマン面を勉強したりコンパイラを書いたりして手応えのある生活ができていた気がする。ミルク作ったりおむつ替えたりけっこう時間がかかるんだけど、そのリソースはそこまで自分のやりたいこととコンフリクトしないのだ。

6割くらいの労力で8割くらいのアウトプット出せたら十分かなーと考えて試していたが意外と難しい。チームの中で自分が一番コード品質にうるさいので、自分が多少リファクタリングをサボっても誰にも文句言われない。ということで今までだったらやっていたリファクタリングをサボったりしてみると、機能追加のためにコードをいじるのが嫌になってかえってストレスが溜まる。やはりうまくサボるのは難しい。

そもそも仕事を頑張っている状態というのは本質的に楽なのだ。どうせ毎日8時間くらいはやらないといけないので、優先度の高い状態でやるほうがストレスは少ない。人生において仕事の優先度を下げると、優先度低いことをなんでこんなにやらないといけないんだとなって不満がたまっていく。

じゃあ楽な方を選べばいいんだが、それではつまらないと思うのでいろいろ試しているわけだ。社内にはフルタイムで仕事をしながら本を書いたりしてる人もいるわけで、彼らはどうやっているのかなあ。